(67)ケイト氏は主婦?     
 2005年6月28日(火)晴れ

 ペンション業と言うのはその大半が肉体労働といっても過言ではないのである。 そして通常はその重労働を夫婦二人でやっているのであるが我がペンションケイトでは自他ともに認める虚弱体質のケイト氏なので肉体労働はすべてMrs.ケイトにお任せなのである。お陰でか細かった腕(???)も今ではすっかりたくましくなり草刈から石運びや木の枝の伐採までこなしてしまう今日この頃である。今年の梅雨は空梅雨で外の仕事ははかどるのであるが夏前のこの時期、草は後から後から伸びてくるしお花は一日水を上げないとしおれてしまうしといくらでも仕事はある。そこで夕方暗くなるまで外にいるMrs.ケイトに代わってケイト氏は家の中で電話番と食事当番そして大事な韓国ドラマのビデオ撮りを受け持っているのである。電話番はともかく食事当番は中華料理しか出来ないケイト氏なのでさっぱりと和食が食べたいというと冷奴や焼き魚くらいしかレパートリーがないのがちょっと難点であるがともかく作ってくれるだけでもありがたいと思うことにしているのである。

 ところがである。その一番大事なビデオ撮りに失敗してしまったのである。全24回のちょうど真中辺りドラマが一番盛り上がり主人公の運命を変える大事なところだったのでどうしてもあきらめられずにこのドラマを観ているペンション仲間に声をかけてみるもビデオは撮っていなかったとの返事にがっかり。機械音痴のケイト氏に頼んだのがそもそも間違いの元だったと反省してみるのであるがそれでも悔しさはつのるばかりである。ケイト氏とは口も聞かない日が続いていたのであるが、とそこに別のペンション仲間のその又友達からビデオを借りることが出来たとの連絡が入りどうにか大事なシーンを見ることが出来て次の週に繋がったのである。お陰でケイト氏の首も繋がったようで今日も夜のビデオ鑑賞を楽しみに一人汗を流していると声だけは元気なケイト氏の「ごはんですよ〜。」の声があたりに響き渡るのであった。  

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