(63)ケイト氏の大仕事         
2004年7月7日(水)晴れ

 築13年その間ペンキ塗り替えを一度もしていないケイトのベランダはペンキが剥がれてかなりみっともないことになっているのである。

お花がある時期はあまり目立たないのであるが毎年今年こそはペンキを塗ろうと言いながらいつも計画倒れに終わってしまっていたのであるが今年はどうにもこうにもやらねばならぬという切羽詰った状態についにケイト氏の重い腰が上がったのである。

しかしペンキ塗りというからただ塗ればよいのかと思ったらその前に古いペンキを剥がして塗装面をきれいにしなくてはならないのだ。

とにかくペンキを買ってこようと言うケイト氏をなだめて古いペンキを剥がしにかかった。しかしこれがなかなか大変な作業である。

しかも一年の半分以上はお花をかけて置く為に水がかかり予想以上に傷みの激しいところもあるようである。階段も腐りかけているしこうなるともはやケイト氏の手には負えそうもない。

しかしせっかく腰が上がったところなのでなんとかペンキ塗りの方だけでも自分達で仕上げなくてはと階段回りだけ残して始めたのであるが10分もしないうちに「ちょっと休憩」なのである。また始めたかと思うと「ちょっと休憩」これの繰り返しで一日のうち正味30分も持たないのであるからまったく話にならない。

まして一日中それにかかっている訳にもいかないのである。早くしないとそろそろ忙しくなるというのに少しも進まない状況にMrs.ケイトはだんだん焦り気味である。が肝心のケイト氏は「大丈夫本気でやれば2.3日で終わるよ」と呑気なもの。確かに本気でやれば出来るであろうが滅多なことでは本気が出ないということを当の本人が忘れているのであるから困ったものである。

今日もベランダにさわることなく一日が終わってしまった。果たして夏までにきれいなベランダになるのであろうか。

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