背筋の凍るお話!!  (57)

2003年8月7日(木) 晴れ

 小淵沢のトップシーズンは7月末からほんの一ヶ月だけで後は週末細々と営業しているようなケイトなのであるがその一ヶ月の間に必ず事件が起きるのである。特に機械音痴のケイト氏にとって電気系統の故障はどうにもならないのであるが毎年ボイラーや電話機などから始まりこまごましたものがこのめちゃ忙しい時期に限って壊れるのである。
今年はついに業務用の冷凍冷蔵庫が壊れてしまった。2.3日前からなんとなくビールの冷えが悪いことに気がついていたのであるが大量に食品を詰め込んでいるのとドアの開け閉めが多いことに加えて気温が一気に上がってきたのでたぶんそのせいだろうと思うようにしていたのであるが今朝起きてびっくりである。冷凍庫の警報ランプがつきっぱなしなのである。ここで冷蔵庫と冷凍庫が使えなくなったら明日からいったいどうすればいいのか考えただけでも真っ青である。早速業者に電話するととりあえず修理の人が駆けつけてくれたのであるがその口から出た言葉は「残念ながら修理は不可能です。」という情け容赦ないものであった。恐れていた最悪の事態にあれこれ思い迷う時間もなく冷蔵庫を買い換える羽目になってしまった訳である。

 午後には営業の人が来ててきぱきと手配してくれたのであるがどんなに急いでも11日になるというのである。この時期に冷蔵庫無しでそれまでいったいどうしのげばいいのであろうか。よりによって食材を大量に買い込んだ後である。何とか無理を言って10日に交換してもらうことになったのであるが「もしあと一日遅かったら営業のものは皆夏休みに入ってしまいお盆過ぎまでどうすることも出来なかったでしょう。」と言われ思わず背筋が凍るおもいであった。お盆の一番忙しい時に冷蔵庫と冷凍庫が使えなかったらもうお手上げである。それを思えば2.3日使えないくらいまだ不幸中の幸いだったのかもしれないと思うのであるが今日から食材を保管する方法を考えなくてはならないのである。すぐに使わないものは隣にある母屋の冷蔵庫に入れてもらい保存用の冷凍庫には入るだけ押し込みそれでも入りきらないものは発砲スチロールの箱に氷を詰めて保存したりと余計な仕事にくたくたである。それでも製氷機の氷があるだけ大助かりなのであるが。

 それにしてもきょうび家庭用の大型冷蔵庫なら格安でいくらでもあるというのに業務用というのは一体全体何故こんなに値段が違うのであろうか。しかも家庭用なら省エネやらチルド室やらいろいろ使いやすく工夫されているのに業務用は何も無くて高いのである。おまけに緊急を要するので在庫のあるもので寸法の合うものとくればあれこれ選ぶことも出来ないのである。とにかく10日に搬入してもらうことだけ考えていたのであるが夜になってよく考えてみると予期しない出費にまたまた背筋が寒くなってしまうMrs.ケイトなのであった。

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