スランプの言い訳!  (55)

2003年5月31日(土)雨

 無理をしない。今日の仕事は明日に。をモットーにしているケイト氏にすっかり染まってしまった最近のMrs.ケイトである。特別理由もないのに「ひとり言」の更新をしないまま季節は春を過ぎ新緑も青さを一段と増した今日この頃なのである。いつも頭の隅っこには「ひとり言」の更新があることはあるのであるがどうにもパソコンに向かえないのである。これがプロの物書きならかっこ良くスランプだとかなんとか言うのであろうがたかが素人の雑文である。理由なんか言えた義理ではないのである。もともと理由は無いのであるし。しかし2月から更新していないとなるとそれでも数少ない読者から心配やら叱咤激励などをいただきこうしてパソコンに向かったのであるが……。窓の外に目をやれば木々や草花は季節ごとにきちんと芽を出し花を咲かせているというのに。人間も自然の一部ということであれば気分や怠け心でやるべき事をサボっていてはならないと今更ながら自分を戒めてみる。しかし雨が降るとハチ姫も外に出たがらず小屋の中で惰眠をむさぼりケイト氏はこれ幸いとギター磨きに余念がなく一人気分を奮い立たせても今ひとつ盛り上がらない現状に気がつけばため息をついているばかりである。

 話は変わるが最近甲斐犬らしき捨て犬兄弟が出没しているらしいという話を聞いて散歩コースをその付近にしていたのである。そしてついに今日成犬になるかならないか位の甲斐犬らしき二匹の犬を発見した。しかし警戒しているらしく10メートルくらいから決して近づかないのである。おいでと呼んでもお兄ちゃん(?)らしき方は更に離れてこちらを観察するばかり。弟(?)の方はこちらにも興味を示すがお兄ちゃんから離れるわけにはいかず結局二匹とも雨の中を走り去ってしまった。ハチ姫はどうかといえばただぼーっと見ているだけで興味があるやらないやらはっきりしない。実は最近ハチ姫の生年月日が判明したのであるがなんと平成4年2月29日のうるう年生まれ。めっきり口の周りやお腹が白くなり生涯独身で自分が犬かどうかも自覚ないまま終わるのは忍びないと勝手に考えてせめて一度くらい仲間と過ごさせてやりたいと思ってしまったのである。さりとて今から成長いちじるしい若い犬を飼うことはハチ姫一匹でももてあます二人にとってどれだけ大変かは容易に想像できるのである。ケイト氏は以前からもう一匹飼いたいと思っていたらしいが誰が面倒を見るか考えると自分から口にする訳にもいかず我慢していたらしい。がこの話を聞くと連れて来たくて仕様がないといった素振り。現実は飼えないと思いながらも雨に打たれながらも兄弟二匹でけなげに生きている姿がまぶたから離れなくなってしまったMrs.ケイトなのであった。

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