我要明年期待!!(54)

2003年2月25日(火)晴れ

 おしりをたたかないとなかなか外に出たがらないケイト氏を外に引っ張り出すのは至難の業であるのだが今日は昨日の雪が少し積ってスノーシュー日よりとばかりに有無を言わせず引っ張り出してしまった。スノーシューはふかふかした新雪の上を登ったり下ったりする方がおもしろいのであるがケイト氏は最初に登りがあると途中で帰ろうと言い出すので今回は二台の車を使って下るだけのコースを考えたのである。コの字のコースを考えてまずコの字の下に一台車を置きもう一台で上まで行ってそこから横に歩き縦に下ってまた横に歩くと最初に置いた車の所に出るという訳である。こうすれば平らと下りだけのコースになり登りはまったくないのでケイト氏でもるんるんである。おまけに今日は天気がよく暖かくて最高のスノーシュー日より。しかも午前中にもかかわらず鹿の群れにも出会えたのである。牧場の草を食べに来ていた2.30頭の鹿が目の前を横切ったのである。みんな同じ高さにジャンプして次々と柵を越える姿がウエーブのように揃っていていて思わず見とれてしまいカメラを向けるのも忘れるほどであった。これだけでも来た甲斐があるというものである。朝起きてお天気と雪の具合を確認してから出かけられる環境に幸せを感じるひと時である。

 そういえば昨年台湾の旅行雑誌にケイトが載ったのであるがその本を見て先月末に最初のお客さまがいらしたのである。台湾からこんな寒い小淵沢に来て大丈夫かと心配したのであるが印象が良かったらしく帰るなり来年の予約を入れてきたのには驚いてしまった。今回は夕方着いて翌日は清里へ向かったので来年は二泊して小淵沢を観光したいというのである。しかし冬の小淵沢を案内するといっても寒くて大変なのでスノーシューに連れて行くことを思いついてしまった。というのもこちらは中国語が出来ない、あちらはまったく日本語が話せないので観光案内よりも体験の方が言葉が要らないと思うのである。そこまで考えているMrs.ケイトを尻目に今回は珍しく中国語は僕に任せてよと大見得を切るケイト氏である。確かに中華料理の勉強をしていた時には少し読み書きが出来たようであるが今ではすっかり忘れてしまい食材の単語以外は何一つ通じなかったことは棚に上げてである。果たして来年はケイト氏の中国語が通じるのであろうか。

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