| ハチ姫が大変だ! (46) |
| 2002年5月20日(月) 晴れ 生まれてから10年このかた病気一つしなかった元気印のハチ姫であったがとうとう病に伏してしまったのである。先週の金曜日いつものようにお散歩をして夕方見ると何やら吐いているようなのだ。これまでにも何度か吐いたことはあるのでそんなに気にすることもないと夕食を与えそのまま朝まで様子を見ることもしなかったのである。ところが翌朝行って見るとまた吐いたあとがあり食事に口もつけていない。これはちょっと様子がおかしいとすぐにかかりつけの動物病院に電話をするとすぐに連れてきた方が良いといわれ慌てて病院に行くことになった。いつもは車に乗ると嬉しくて目が輝くのにこの日は毛布に包まれてぐったりとしていて声も出ない。先生に「どうしたハチ」「変なもの食ったんだろう」と言われても診察台の上でじっとしたままである。熱もあるし吐き気がおさまるまでは薬は使えないので注射を打ってもらった。これで安心と帰ってきたらまた吐いてしまいこの日も水以外はまったく口にしないのである。どんなに好きなものをあげても横を向くばかりである。こんなハチ姫は見たことがないのでだんだん心配になってきた。翌日また病院に行き今度は注射を2本うってもらった。しかし待合室で支払いをしている時にも吐いてしまい「明日もこんな調子なら入院させた方がいいね。」と先生に言われケイト氏も心配でたまらない様子である。相変わらず水以外は口にしないが薬が効いたのか体がだるいのかただじっとしているハチ姫にどうしてあげることも出来ない。そして今朝はひょっとすると入院ということになるかもしれないと心の中で思っていたのがハチ姫にわかってしまったのか昨日まではまったく食事をしていないので足元がふらついて力がなかったのに今日は心なしか足どりに力があるようなのである。病院に行ったら熱も下がったし少しずつササミなどの消化の良い物をあげて食欲が出てくれば心配ないでしょう。との先生の言葉にやっと安心したケイト氏は帰りにハチ姫の好物を買って帰ろうと言うのである。 それではとケイト氏のおかず代をハチ姫に回すことにして普段はとても買ってあげられないササミの缶詰やハチ姫の好きそうなものをおかいものかごに入れてレジに並んだまでは良かったのであるがお財布を開けてみたら中には小銭がほんの少ししか入っていないことに気が付いて仰天。病院で支払をしたのはケイト氏だったのでその時に気がついた筈なのにまったく能天気なケイト氏である。とはいえ昨日お買い物をしてお財布をそのままにしていたのはMrs.ケイトのほうなのであるが。仕方がないのでお財布の小銭とケイト氏のポケットの有り金を全部足して買えるだけの缶詰とジャッキを買うことにして残りはこっそり棚に戻し早々にスーパーを出てきた二人である。 そんな思いまでして買ってきた缶詰なのにあろうことかハチ姫は食べてくれないのである。おまけに今日はお薬もあるのにまったく口を開けようともしてくれない。ハチ姫は何も言わないがケイト氏のあげた夕食で具合が悪くなったと訴えているような気もするのである。なぜならばハチ姫の愛用している器ではいまだに食べないがササミのジャッキは喜んで食べるしMrs.ケイトには尻尾を振って甘える仕種をするのにケイト氏には知らん顔なのである。どうやら原因はハチ姫の拾い食いではなくてケイト氏にあったのかも知れないとにらんでいるMrs.ケイトである。そうなると拾い食いのせいにされたハチ姫に恨まれても仕方がないケイト氏である。 |