| 冬眠から覚めてみたら !! (43) |
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| 2002年2月25日(月) 晴れ あたりが何となく騒がしい気配に目覚めてみたらなんと既に2月も後半。家の回りの雪もいつしかとけてなくなり心なしか空気も春の香りがただよっている。いったいこの2ヵ月何をしていたのかと慌ててあたりを見回す二人である。気をつけてみると水仙が芽を出し日当りの良いところでは蕾までつけているではないか。うかうかしてはいられない。実は今日は台湾から雑誌の取材の人達が来るのである。今台湾では海外旅行の行きたい先No.1が日本なのだそうである。そこで台湾人向けの観光ガイド誌で紹介されるという訳なのであるが。確かに日本人も海外に行くと少しくらい高くても(?)まずくても(?)日本料理屋さんに行きたくなることがあるので台湾人には中華料理の店も取り上げたいということなのであろう。が果たしてケイト氏の料理は中国料理の本場の人達に受け入れられるのであろうか。楽しみなような不安なような複雑な気持ちでいるのはMrs.ケイトで肝心の本人はいたって呑気にしている。何か言われてもこれは日本人好みの味ですと答えるつもりらしい。まっ確かにそうではあるが。 さてさてやってきましたスタッフ総勢4名。一人若い日本人女性が通訳で来るのはわかっていたのであるが美術担当もやはり若い女性である。そして本の著者というのがこれまた若い女性である。唯一カメラマンだけが男性であるがこれも若い。考えてみれば外国に取材に行くとなれば体力のある若物でなければ勤まらないハードな仕事なのかもしれないと一人納得したMrs.ケイトである。彼らはとても手慣れていて到着するなり挨拶もそこそこに部屋を見て回り始めた。カメラマン氏は部屋の写真を撮って回り著者氏はパソコンを取り出しそれぞれ忙しくケイト氏は後で料理の写真を撮ることになっているの厨房へ引っ込み何やら手持ちぶさたのMrs.ケイトである。取材というとペンとノートという古いパターンしか思い浮かばなかったのであるが今やなんでもパソコンの時代なのである。しばらくして料理が出来上がると美術氏とカメラマン氏は料理のお皿を並び替えたりアップにしたりと撮影に余念がない。その間我ら二人は著者の前に座らされインタビューという訳である。しかし言葉が通じないということは何とももどかしいものである。しかも中国語というのは全くもって何が何やらわからない。とにかく一応インタビューは終了し撮影の終わったところで4名は料理を食べ始めた。冷めてしまったので味がどうか心配だったが「美味しい」といってくれたので安心したのかケイト氏はギターを弾き始めた。すると今度はギターを弾いている写真がほしいといわれまたまた撮影に。そしてカメラを片付けたかと思うと一行は来た時と同じように風のように去っていったのである。さっきまでそこにいた人達は本当にいたのだろうか。これは夢の続きでまだ冬眠から覚めていなかったのかと呆然としている二人であった。 |