台風はどこへ! (38)

2001年8月22日(水) 雨

  山梨県は台風が少ないところであるが今年は4年ぶりの大型台風が来るというのでここケイトでも2日前からキャンセルが続出し始める始末である。昨日は軒並みキャンセルとなり残すは一組5名様だけ、こうなったらこちらから連絡してお休みにした方が良いであろうかと電話をしてみたが留守。既に出かけてしまっている様子である。とにかく台風に備えてベランダのお花を避難させて準備万端。こうなったら台風もお客様もいつでも来いである。しかし夕方まで待っても何の連絡もない。これほどテレビや新聞で大騒ぎをしているのに知らないのであろうか。前日から出かけていてニュースを見ていないということもありうる。などと二人で話しているところに電話のベルが。今陶芸をしていてもうすぐ終わるので迎えに来て欲しいというのである。どうも声の感じからして台風のことは知らないようである。いずれにしても小淵沢に来ていることがわかって一安心である。到着したお客様に伺ってみるとやはり台風がこちらに向っていることは知らないでいたのであるが知ったところで今更どうすることも出来ずテレビのニュースを見るでもなくおしゃべりに興じている。さすが度胸の据わったおばさま達グループである。予報では未明にもっとも近付くということだったので朝ゆっくりしていれば午後には晴れるであろうということで何の心配もせず夜遅くまで貸し切りを楽しんでいたのであるが。

 朝起きてみるとなんと台風はまだ来ていないのだ。速度がぐ〜んと遅くなり近付くのは夕方というではないか。こうなると少しでも早く帰った方がよいということになり朝食をすませてすぐに帰ることになったのである。そして小淵沢駅までケイト氏が送って行ったのであるが帰って来て言うことに中央線の特急はすべて運休、普通電車も高尾から四方津間が停止ということでいろいろ思案した挙げ句行けるところまで行こうと一旦切符を買ったのであるが全線止まるのも時間の問題と駅員さんに言われ今現在動いている小海線の方が帰れる可能性が高いということになりまた切符を買い替えてホームに入って行ったとのことである。しかし台風はこれからなので小海線も止まる危険はあるのである。それでも明日のことを考えるとどうしても帰りたいと言うことで無理に引き止めることも出来ない訳で帰って来てからもなんとなく落ち着かないケイト氏。もし途中で止まったら迎えに行くつもりでいるようである。何とか佐久平まで行き着いて欲しいものである。やはりキャンセルも困るが無理して来ていただいても交通機関が麻痺してはどうしようもないので無理は禁物という処であろうか。特に中央線は雨風に弱く止まる確率が高いのであるからして。

 今日も貸し切りの団体さんがキャンセルだったのであるがこちらは早くに決断して正解である。もちろん目的が入笠山の野草観察なのでお天気には早くから注意していた訳であるが。それにしても人騒がせな台風はいったいどうなっているのだろうか。今のところは雨もたいしたことはなく風もない。思いがけず2日連休となって今日はぼーとしている日と一人決めているケイト氏である。

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