余裕のお正月? (23)2000年1月7日(金) 晴れ2000年明けてみれば何事も無し。という訳であれやこれや心配した事が徒労に終わった大晦日、お客様ともども年越しそばをいただきこれも例年の行事となった初詣に出かけたのである。そしてお参りの列に並び始めたら案の定ケイト氏は一人列を離れておでんの鍋を囲む人だかりの方へ消えていきお参りを済ませた私達を尻目に口を忙しく動かしているのだ。それでも除夜の鐘はちゃっかり打って車のところに戻ったのは一番最後なのだからあきれてものが言えない。とにかくも一応お参りをすませて新年を迎えた訳であるが今年はお客様も少なくお子様もいなかったせいか穏やかでしっとりとした元旦の朝を迎える事ができたのである。と思ったのも束の間であった。 2日の朝お買物に出かけた筈のケイト氏から電話があり車がパンクしたというではないか。あわてて駆けつけてみると人だかりがしている。なんだか様子がおかしい。どうも事故の気配なのだ。しかし車を止めておく場所もなくケイト氏から買い物のメモを受け取るやそのままMrs.ケイトは買い出しに向かった。すると前方からパトーカーが来るではないか。ますます嫌な予感がしたのだがとにかくお買い物をすませ戻ってみるともうそこには人だかりもなく無残にパンクして傾いた車とうな垂れたケイト氏の姿があった。事情を聞いてみるとそこは見通しの悪いT字路でケイト氏は直進。右側からは一時停止をして右折後ケイト氏の車線に合流する筈のところなのだが一時停止も左側確認もしないで車が出てきたらしいのである。ケイト氏は警笛を鳴らしながら衝突を避けようと左にハンドルを切り更に右に切ったところ今度は縁石に乗り上げ横転しそうになり車が着地した時にパンクとなった次第である。で結果はケイト氏の一人自損事故。目撃者も何人かいて皆右折車が一時停止をしなかったのが原因でケイト氏が避けなければ衝突していたところだと証言してくれたというのだが警察の見解としては相手はお構いなし。なぜなら車が無疵なので物的証拠がなく一時停止違反も証拠無しという訳である。なんとも釈然としないお裁きであるがどうしようもない。怪我がなかっただけでも不幸中の幸いとあきらめる事にしたのだがケイト氏は今更ながら一人憤慨している。これも暮れに車の掃除をしなかった罰だと言っていたら今度はMrs.ケイトの番であった。4日の朝お客様を送り出してお掃除に取りかかった途端腕がかゆいのである。変だなと思っているうちにみるみる体中に湿疹ができ始め居ても立ってもいられないのだ。もともとアレルギー体質で花粉や漆にすぐかぶれるのであるが今回は原因が思い当たらない。お正月に使った器のせいかと思ったりもしてみたがどうも違うようである。6日には着物を着て諏訪大社に初詣の約束もしているのにどうしたことだ。かゆみにはめっぽう弱いMrs.ケイトはじっとしている事もできずかゆいかゆいと大騒ぎである。薬を塗っても塗っても効き目はなくひたすら我慢の子である。そうこうして一日様子をみていると少しずつかゆみも治まり何とか着物も着る事ができたので初詣に行っては来たがいやはや今年は一体どんな年になることやら先行き不安な年の初めの出来事であった。 |