料理人ケイト氏登場!(21) 

1999年10月27日(水)  雨・雷・風
 
 今日は朝から雨。しかもMrs.ケイトは風邪で絶不調の体に鞭打ち朝から忙しく働いている。というのもケイト氏二度目のテレビ出演の日なのである。前回は町のケーブルテレビであったが今回はローカル放送とはいえテレビ神奈川などで放送される「美味しいお店」ということで紹介されるのである。お客様の口コミから番組制作スタッフの耳に入ったということで突然の話であったがお受けすることに。ところが話を聞くとキッチンにもカメラが入るというのだ。よくテレビで見る達人の店は厨房がピカピカ光っているではないか。達人とまではいかなくても美味しいお店ということなのだから少しはきれいにしておかないといけない訳であわててお掃除にとりかかったケイト氏であった。が普段手抜きをしているツケガたまっているのに加えてやりだすと細かいところまでやりだす性格なのでなかなかはかどらない。厨房はケイト氏の管轄なのだが見るに見かねてMrs.ケイトも手伝い始めた。しかしガス台がきれいになると壁が目に付き壁がきれいになると網戸が網戸の次は窓ガラスということになってしまいとうとう二日間夕方まで働いたのである。だがこの季節3時を過ぎると気温がぐんぐん下がりいつしか鼻水が……という次第なのであった。

 さて午前10時予定通り撮影班5名やって来ました。照明さんや音声さんそして女性リポーターまでいるのである。やはりケーブルテレビとは違う。動きもきびきびと無駄がない。来るや否や機材を運びいれ室内を段取りよろしく撮ってしまいいよいよ料理の番がやってきた。テレビで見ていると作って出して食べるという当たり前の順番で良いのかと思っていたら実はこれが大違いなのである。料理を作る撮るまた作る撮る並べて撮る箸を入れてアップで撮るなどなどしてからやっとリポーターさんの口に入るのである。しかも冷めた料理をおいしそうに食べながら時々カットが入りプロデユーサーの指示どおり次々と紹介して行く訳で単純にいつも美味しいものが食べられて良いなあと思っていたが実際は大変な仕事なのだと判った。さてケイト氏の方はというと料理の鉄人で見たようなカメラを肩に担いだカメラマンが真横に立っているものだから緊張で手は震え汗は滴り落ちるで果たして味の方はどうだったのか疑問が残るのであった。しかもやっと作り終わったと思いきや今度はマイクを付けられリポーターさんの横で質問されるとあって今や緊張もピークに達している。しかしさすがプロである。スタッフさん達が上手に乗せてくれるので心配するほどのこともなく無事撮影終了。今回は帽子とエプロンを着けているので少なくとも頭は気にしなくてすんだのであった。

  一方Mrs.ケイトは見ているだけでもうぐったりと疲れてしまいそのまま寝込んでしまいたいほどであったが愛犬ハチ姫がお散歩に行きたくて目で訴えるのである。しかしケイト氏は夕食の仕込みをしなければならず今日ばかりはハチ姫のことは眼中になく休む暇もないのだ。仕方がないのでMrs.ケイトはだるまさんのように着込み更にカッパをきて「帰ってこなかったら死んだと思ってね。」といいのこし冷たい雨の中を出て行くのであった。今週は紅葉狩りやお食事会など行事がたくさんあったのに風邪の為すべてキャンセルして裏方に徹して頑張ったのについに最後まで出番がなくてちょっぴり僻んでいるのであった。

ひとり言索引へ/トップに戻る